HOME» Blog »2023 コングレス パリ spaプラティシャン大会 2日目プロ部門
Blog
2023 コングレス パリ spaプラティシャン大会 2日目プロ部門
先日、お休みを頂いて、パリのビューティワールド
(フランスではコングレスと言いますが)の会場の一画で
行われるマッサージの大会『spa プラティシャン』に出場しました。
エレガンスというフランス一番大きなエステティックの学校が
主催のマッサージの大会です。
日本の美容の見本市(ビューティワールド)と同じくパリの
コングレスも3日間開催され、マッサージの大会のブースでは1日目は
スチューデント部門、2日目はプロフェッショナル部門、
3日目はインターナショナル部門でした。
私は3日目のインターナショナル部門にエントリー。
これは2日目のプロの大会を見に行ったときの写真です↓
左手に少し映っているのが、有名なパン屋『PAUL』です。かなり大きな
お店でした。中にもPAULが入っていましたよ。(パリで人気なんですね)
会場は地下鉄の出口からとっても近くて便利です。駅は12号線のPorte de versailles。
東京のビューティワールドは駅から遠く、会場の中も結構歩きますが、パリの会場は
程よい大きさでした。
日本と同じようにメイクとネイルのブースは激混みでしたよ。
フランスはエステティシャンとspaで働くspaプラティシャンとは
ライセンスが違います。
エステティシャンはCAPという国家資格であり、spaプラティシャンは
労働省認可の資格で、これを取得すると国家資格がなくてもフランスの
spaで働く事ができます。
日本で取得できる最も有名なエステの国際ライセンス『CIDESCO』は
フランスではCAPを取得される方が選択的に取られる資格だそうです。
今回の大会はそのspaで働くspaプラティシャンのライセンスを持った
方の大会でした。
スパプラティシャンとは日本でなじみがないですが、
フランスのエステの学校で26週で取得できるライセンスです。
spaとは水を使用した施術や療養施設などの事で日本ではspaという名前は
よく聞きますが、正確な意味でのspa施設は少ないと思います。
研修は18週間は学校で、8週間は学校外のスパ施設での実施研修です。
この実施研修は、どの国のスパ施設でも大丈夫だそうです。
カリキュラムの中では、ボディマッサージを10種類以上勉強し、
その他、アロマテラピーや、ハイドロ(ハマムでのゴマージュや
アフュージョンシャワー)、LPGなどの最新機械を勉強するそうです。
パリでハマムに行ったときに男性の方にマッサージされ驚きましたが、
スパプラティシャンの3割くらいは男性だそうです。
ニースのエレガンスの学校では日本人担当の方がいらっしゃるので、日本人も
多く学びに行っています。
私も2020年にプライベートレッスンを申し込んでいましたが、
コロナでダメになりました。。。
spaプラティシャンは10種類以上のマッサージを習うので、マッサージは
相当上手だと思います。
大会でプロのマッサージを見ましたが、今まで見たことがないような
ダイナミックで情熱的なマッサージでした。体全体を使います。
普段から素足でマッサージをしているのか、ベッドの上に乗るから
なのか、ほとんどの方が裸足でした。
スタートと同時にヘッドフォンをしてマッサージを始める方もいて
自由だなと実感(笑)。しかもわりと大きめ。
私が今まで学んできたエステのボディマッサージとは全然違いました。
とにかくかっこいい。
いろんなマッサージがあるのだと実感し、まだまだ学ぶことは沢山ある
とわくわくした1日でした。
オリエンタルボーテHIROO
KUMIKO
この記事を書いた人 | |
|
|
KUMIKO (カヤバクミコ) インターナショナルエステティシャン 美容鍼灸師 あん摩・指圧・マッサージ師 3つのエステティック国際ライセンスに加え、鍼灸師、あん摩・指圧・マッサージ師の国家資格を持つ美容施術のプロフェッショナル。エステの大会の技術トレーニングも行い、エステティックグランプリにおいては、過去連続3回『準グランプリ』を輩出。サロン業務以外に定期的にセミナーも開催中。 |
2023/04/26