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映画 クライマーズ ハイ
恵比寿で国際最基準に則ったエステティックを提供するサロン『オリエンタルボーテHIROO』の吉田久美子です。
最近、注目の堺雅人がでているので気になり見てみることに。
これは『日航機事故』を題材にしている映画なんですが、事故を新聞社の視点から描いている作品です。。
作者が実際この事故の時に御巣鷹山に登り取材した経緯があることから、非常にリアルでした。
私はあの事故があったとき小学生だったのですが、その時のニュースの記憶と映画がリンクして涙がでて止まりませんでした。主演は堤真一で出演者はほとんど男性。設定も地方の新聞社という事で蛍光灯の光が画面全体をくすませ、地味な絵図らですが、そこが逆にリアルに感じました。報道で働く人の大変さとか、男の人の仕事に対するプライドや葛藤などいろいろ考えさせられる映画です。
フィクションですが、ある意味ノンフィクションで、ニュースの中継を見ているようでした。記者役の堺雅人はオーラがなく、地味すぎて、ほんとにこういう人いるよね・・・と思わせるのですが、その地味さ加減が余計に気になり印象に残りました。辛い映像はないので観た後に暗くなるような内容ではありませんよ。。
2008/07/14