Blog
映画 『THIS IS IT』
恵比寿で国際最基準に則ったエステティックを提供するサロン『オリエンタルボーテHIROO』の吉田久美子です。
マイケルの映画『THIS IS IT]』公開1週目に見てきました~。
かなり混んでましたね。マイケルにはあまり興味がなかったのですが、姉の強いPUSHで見ることにしましたが、正解でした。
マイケルジャクソンといえば、私が10代で初めて美しいと思った黒人でした。
顔もスタイルも、音楽も、ファッションも全てが驚きでした。
『ビューティ』と言えば白人しか思い浮かばなった私に、黒人の美しさを教えてくれたのはマイケルです。
私は特に曲を熱心に聴いていたわけではなかったのですが、知らない曲はほとんどなかったです。
映画を観ているうちに80年代の自分を思い出しちゃいましたので、きっといろんな場面のバックで流れていたんだろうと思います。
晩年は奇妙な行動と容姿が注目されっぱなしでしたが、映画を見て彼の人柄や、才能のすばらしさに驚きました。
ダンスも楽曲もステージパフォーマンスも全てがオリジナリティに溢れていて「こんなに有名だったのに、こんなに何も知らなかったのか・・・」と愕然としました。同じ時代を生きてきたのにもったいない事をしたと思いました。
全世界が熱狂する才能をもっているという事は、それと同じだけの苦悩があるはずだから、それはそれで気の毒ですね。透明な美しいガラスのようなもろさと痛さを感じました。
よく、芸術家で亡くなってから評価される方がいるじゃないですか、そういうのを聞くと、『バカだな、その時代の人は。何でこの才能がわからないのかしら・・・」なんて思っていましたが、まさにマイケルがこれですね。人は同じ過ちをおかすものだな~と、ふと思いました。
何だか観た後「よかった~」と感じる映画でしたよ。