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山口創 人は皮膚から癒される 出版記念講座
先日、山口創先生の『人は皮膚から癒される』という
新刊の出版記念講座に参加して来ました。
山口先生の本は以前から何冊も読んでおりました。
とってもお気に入りの先生です。
本によってはマーカー引きまくりの本もあります(笑)。
皮膚の可能性について、非常に理論的
に教えて頂ける素晴らしい本を沢山書いて
いらっしゃいます。
エステティシャンやセラピストはお薦めですよ。
何とか先生とつながりたいと思い、facebookで探し、
友達申請をしたところ、快くOKして頂き、先生のセミナー
に行ってきた次第です。
山口創先生↓(人の良さそうな先生でしょ笑)
私の顔怖いですね。。。泣
先生はスキンシップやオキシトシンというホルモンの
研究をされている方で、オキシトシンと聞くと、
エステティシャンなら子宮を収縮させたり、乳汁を分泌
するホルモンだという事はご存知の方も多いと思います。
しかし、最近ではオキシトシンは『幸せホルモン』と言わ
れており、ハグしたり、相手に触れる事でお互いに
(男女問わず)このホルモンが出る事がよく取り上げられ
るようになりました。
しかし、今回のセミナーでさらに驚くべき事を学びました。
マッサージをしている時に受けている人よりも施術している
人の方がオキシトシンが沢山出るという事です!!
スキンシップにより『幸せホルモン』が出るなら
受け手の方がオキシトシンが沢山出るような気がします。
しかし、実は施術をしている方が沢山出ているのです!!
でも、エステティシャンやセラピストなら、何となく理解できる
かも知れません。
実際、マッサージをすると『体力勝負ですよね?疲れませんか?』と
本当によくお客様から言われます。
しかし、私は全然疲れないんです。
むしろ、とっても幸せな時間です。
施術中、『私って幸せ~~』といつも心で思っていました。
でも、『マッサージは疲れないんですよ。』といくらお客様に説明しても、
『へぇ・・・・。』みたいな感じになるのです。
しかし、今回でその謎が解明しました。
ちょっとうれしい。。。
では何故、施術する方がオキシトシンが沢山出るのか???
それは
『相手の気持ちを考えてマッサージするから』だそうです。
素敵じゃないですか?。
心から嬉しくなりました。
オキシトシンが分泌されるには『心』が大事なんだそうです。
マッサージする人はされる人の事を考えて
一生懸命マッサージしますよね?。
逆に、される人は施術する人の気持ちに寄り添う事は
ほとんどありません。(お客様なら当たり前ですが笑)
だから、施術する方がオキシトシンが沢山出るんだそうです。
人の皮膚に触れる仕事の素晴らしい側面を改めて
実感しました。
是非、エステティシャンの方にも山口創先生の本を読んで頂きたいと思います。
手の治癒力 草思社
皮膚感覚の不思議 講談社ブルーバックス
個人的にこの2冊もお薦めです。
オリエンタルボーテHIROO
KUMIKO
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KUMIKO (カヤバクミコ) インターナショナルエステティシャン 美容鍼灸師 あん摩・指圧・マッサージ師 3つのエステティック国際ライセンスに加え、鍼灸師、あん摩・指圧・マッサージ師のライセンスを持つ美容施術のプロフェッショナル。エステ大会の技術トレーニングも行い、エステティックグランプリにおいて、過去連続3回『準グランプリ』を輩出。サロン業務以外に定期的にセミナーも開催中。 |
2016/09/25