Blog

HOME» Blog »皮膚感覚は面白い!失恋は骨折と同程度の痛み??

Blog

皮膚感覚は面白い!失恋は骨折と同程度の痛み??

最近、本をガツガツ読んでおりましたら、面白い事が書いてあったので紹介します。

『皮膚感覚の不思議』という山口創さんの本です。
 

皮膚感覚の不思議 山口創 


ちょっと難しくて何度も寝そうになりましたが(泣)、『人それぞれの「痛み」』の章で

私達は『 心理的な痛みを身体的な痛みと同じように経験している 』とありました。
英語のheadacheは『頭痛』だけでなく『頭痛のタネ』にも用いるそうです。


例えば、仲間に無視された時の苦痛と、体が痛い時の苦痛はどちらも脳のMRIでは同じ部位の活動が高まります。

分かりやすく言うと
友人からの仲間外れやデートでの待ちぼうけという心理的な苦痛は足をナイフで刺されるのと同じレベルの
傷みだそうです。
また、失恋は骨折と同レベルらしい。

それを考えると、『いじめ』ってどれだけ刺されて苦しいんだろうかと思いました。しかも、肉体的に攻撃される事も多いですよね。
肉体で傷つき、心も刺されるなんて、『これ以上生きられない。。。』と思ってしまうのもわかる気がします。

しかし、失恋は骨折か…と思うと、骨折ってそんなに痛くないかも??なんて思ったりして(笑)。
痛みは心理的なものも大きく作用するので私は痛みに強いかも知れませんね・・・。

また、日本人はアジアの中でも特に痛みに耐える美学があるそうで、痛みは取り除くというアメリカ人は日本人の3倍の鎮痛剤を使用しているそうですよ。

この本は特にエステティシャンの方にお薦めです。
もうちょっと読みやすい『手の治癒力』山口創著もいいかもです。
是非一度読んでみて下さい。


 

2015/07/21

Blog

ご予約・お問合せ

オーナーブログ

料金一覧

プライベートスクール

お知らせ

メルマガ会員登録

管理画面