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仙台
先日、親戚のお見舞いの為、仙台に行ってきました。
新幹線も開通したのでやっといけた感じです。
でも、震災の事があったのでちょっとドキドキしましたが、仙台駅のホームも以前とほとんど変らないくらいにまで
回復していて安心しました。
しかし、車で仙台空港の辺りまでいきましたが、田んぼに船や車が散乱する様子は見るに耐えなかったです。
海の方まで行こうと思いましたが、警察の方が立っていて「ここから先は被災地だから、通行禁止です。」と言われてしまいました。
「被災地」。
そこで初めテレビで見た事と現実がリンクした気がしました。
わかっているようで、わかっていなかった現実。
さらにひどい状況が先にあるのかと思うと心が痛くなりました。
そして、非常識と思われるかも知れませんが、この状況を写真にとって持ち帰りたいと思いました。
やはり、テレビの中のことのように感じている人も多いと思うので、これを見せたい、知って欲しいと思いました。
そして、忘れたくないと思いました。
私も阪神淡路大震災の時の町の写真をまだ持っています。
涙がでるので「見たくない」と思い半分捨てましたが、「忘れたくない」という気持ちもあり、半分残ってます。
被災地で「写真はご法度」と聞いたときは「当たり前」と思いましたが、実際言ってみると違う考えの自分がいて驚きました。
なんでも実際体験しないとわからないこともあるんだな・・・と実感。
ただ状況は前に進んでいることは確かだと思います。
でも、それも「ただ時間が過ぎているだけ」の方もいるかも知れませんね。
人の痛みを知ることは難しい・・・。